日本文化をありのままに体験する


定期的にその道の専門家を迎え、ワークショップでの体験を通して、参加者自身が日本の文化に触れ、より深く知って頂くきっかけ作りをお手伝いします。


2016年に開催し好評を頂きました、漆職人による伝統的な金継ぎのワークショップを今年の7月に開催致します!

食とともに食器を楽しむ文化を持つ日本人は、金継ぎでの修繕により、同じ器を長く使い、より長く器を楽しむ習慣がありました。早く修復するため接着剤などを使用した金継ぎも可能ですが、JCEでは伝統的な金継ぎを漆職人の日置美緒さんをお招きし、漆が乾くのをじっくり待ちながら4回に分けて行うワークショップです。

金継ぎとは

金継ぎとは、文字通り「金で継ぐ」という意味で、破損した陶磁器を漆で修繕し、その上を「蒔絵」で飾る日本古来の修復技術の事です。

室町時代に茶の湯が盛んとなり始まった金継ぎは、単なる修復にとどまらず金蒔絵を施した繕いを一つの文様と見立て、芸術として鑑賞されました。そして現代でも金継ぎの技法が改めて見直され、世界中で芸術的に高い評価を得ています。金継ぎは、モノを大切にする日本人の精神が創り出した技術で、芸術として世界に広まったものの一つです。

当ワークショップの特徴

  • 伝統価値を考慮し、日本国内でも珍しい、完全自然素材のみを使用。
  • 実際に職人が使う道具を用い、本来の金継ぎに限りなく近づけたワークショップ。
  • 小さい欠けのある器だと、初心者でも簡単に、多数の修復が可能。
  • 金銀を用いた修復により、修繕後、今までの器とは異なった新しい魅力を器に宿らせる。
  • 本格的な漆や素材を用いた、オランダでめったに開催されない金継ぎワークショップ。

ワークショップを通して学べる事

  • 4日間のプログラムのため、じっくり金継ぎについて学べる。
  • 参加者は、プロが使う道具を使うことで、職人気分を味わうことができる。
  • 天然素材のため、安心して器を食器として再利用できる。
  • プロの職人から教わることで、漆や金継ぎについての知識・技術を習得できる。
  • 金継ぎワークショップを通して、当時の日本人のモノに対する考え方や、モノづくりの文化を学ぶことができる。

修繕できる器について

参加者の方は持参した器を漆、米粉、土の粉、石粉、金粉を使い、自分で器を修繕して頂きます。大きく割れている器は修復が難しく、時間もかかり作業も高度になるため、割れものは二片ほどが好ましいです。小さい欠けのある器であれば多数を修復することが可能です。修繕後はご家庭でお気に入りの器を再度使用して頂けるようになります。普段使用以外にも、観賞用としてお部屋に飾って頂く事も可能です。もう手に入らない一品、もしくは特別な思い入れのある器を是非持ってきてください。

ワークショップ講師

日置 美緒 (へき みお)

京都在住、京都市立芸術大学工芸科漆工専攻卒業後、全国の社寺仏閣、仏像、茶道具の修繕、修復を行う。京都にて「漆工房ひふみ」主宰、金継ぎ教室、漆ジュエリー等の製作を行う。

開催日時:

第1回:2018年7月12日(木) 18:30 – 21:30

第2回:2018年7月21日(土) 13:00 – 16:30

第3回:2018年7月22日(日) 13:00 – 16:30

第4回:2018年7月23日(月) 18:30 – 21:00

参加費:

420ユーロ(全4回分、税込、材料費込)
4回連続参加のみ可、1回毎の申込み不可

最少催行人数:4人

最大催行人数:8人

お申し込み:こちらのお申し込みフォームから

キャンセル料:
ワークショップ開催日より一週間以内の場合 / 参加費の50%
ワークショップ開催日より三日以内の場合 / 参加費の100%

持ち物:

・修繕のための器(大きな割れがある器は2片のものまで、小さい欠けがある器は複数可)

・作品保管用の箱を2つ(ワークショップ終了時まで使用します)

・汚れても良い服装、またはエプロン(天然の漆を使用するため、体質や体調によってかぶれる場合があります)

開催場所:

トラム駅damより、徒歩2分

Japan Cultural Exchnage

Nieuwezijds Voorburgwal 177-1

Amsterdam, 1012 RK Netherlands