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マテリアルエクスペリエンス

こんにちは,インターンの宗健です. 今回はオランダのロッテルダムで3 月13 日から15 日の間に開催されたMaterial Experience 2018 (マテリアルエクスペリエンス)と言うイベントについて書きたいと思います. Material Experince は最先端のあらゆる「素材」を取り扱った展示会です.今年で5 年目を迎えるこのイベントはMateria ( マテリア) というオランダの団体によって運営されています. 会場は製品,インテリア,ファッション&ワークウェア,自動車,建築,グラフィック&パッケージの6セクションに分けられています. 合計140 ...
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JAPAN DAY by Mune

3月3日にオランダのライデン市でJAPAN DAYが開催されました。今回のJAPAN DAYは日本の旅行会社と留学会社が共同でイベントを企画、運営を行い、JCEが現地手配と告知活動を行いました。このイベントは他の国で数年前から実施されていましたが、今回初めてオランダで開催されることになりました。日本伝統芸を生で見るのを楽しみにしていたオランダ人は多かったと思います。会場は”Stadsgehoorzaal Leiden”という音楽堂で行われました。そこでは100人を越える演奏者役が日本伝統芸能を見せてくれました。性別や歳が全く異なる演者たちが行う一体感のあるパフォーマンスは見事でした。JAPAN DAYは無料のイベントであるため、出演者には出演料は一切支払われません。演者たちは遥々オランダまで、伝統芸能を披露するために来てくださっていました。これは文化交流に対しての情熱がないと出来ない事です。 パフォーマンスは和太鼓、よさこい、狂言など日本人にとっては馴染み深いものから、南京玉すだれなど現在日本でもなかなかお目にかかれない大道芸が劇場で行われていました。自分が一番心動かされた演奏は津軽三味線愛好会・三津巴による三味線の演奏でした。三味線の力強い音色が観客の注意を一斉に集め、ストーリー性のあるリズムに気がつけばガッツリと聞き入ってしまいました。三味線で奏でるきゃりーぱみゅぱみゅの「にんじゃりばんばん」の演奏はまるで違う曲を聞いているようでした。JAPAN DAYで三味線を聴いて以来、自宅でも個人的にYoutubeで三味線の演奏を検索して聴き始めるようになりました。それくらい印象に残る演奏だったということです。 また、劇場でパフォーマンスをしている間、別室でワークショップも開催されました。ヨーヨー釣りやスーパーボール救い、紙芝居などの日本昔ながらの遊びのブースが用意されました。週末だったため、家族連れでワークショップに訪れてくれるお客様が多かったです。なのでたくさんの子供達が遊びに来てくれました。小さい頃から他の国の文化イベントに訪れる事により、将来、異文化理解の壁が低くなることは間違いないです。現在、国際化がテーマである日本でもこのようなイベントを政府機関が主導するだけでなく、民間企業が主体となってどんどん行って欲しいと思いました。そうすれば子どもたちに国際的感覚が身につき、自分のキャリアに対しての視野が広くなるはずです。そして今回は日本からオランダに日本伝統芸能を披露しに来てくださりましたが、反対に外国から日本に来て自国の伝統芸能を披露したい方々も居ると思います。オランダでその様な旅行パックを企画してみたら、もしかしたら人気が出るかもと思ったり。観光ビジネスも面白そうと思わせてくれたJAPAN DAYでした。 ...
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JAPAN DAY by Maartje

あらゆるイベントにはそれぞれの目的があります。 主催者は、イベントを通して何かを達成しようとしています。反対に、参加者と訪問者は、特定のことを得ようとイベントに出席します。 したがって、全てのイベントには異なる目的があります。 私は単に明らかなことを指摘していますが、今までにイベントを運営した経験はほとんどなく、他のイベントにもあまり参加したことがない、私にとっては、簡単に予測できなかった発見です。 しかし、私がJCEで仕事を始めた直後、2つの大きなイベントに参加できる機会がありました。最初はMONO JAPAN、次はJAPAN DAYです。 日本文化を中心にした2つのイベント。二つのイベントは違う目的を持っており、それぞれのイベントで得られる経験も非常に異なります。 それはもちろん、この2つのイベントの価値を比べているわけではありません。 重要な違いは、JAPAN DAYが商業イベントではないということだと思います。動機は単に文化を共有することでした。入場料がなかったので、より多様な人々が来ました。 若者から老人まで、家族、カップル、友達のグループ、またはstadsgehoorzaalの前を歩いていて、会場の中の騒ぎが何であったかを見るために入ってきた人々です。書道ブースで手伝っている間、私は多様な人々が来るのを見ました。彼らの名前を書いて欲しいとよく頼まれたり、重要な漢字を書くのを助けたりしました。彼らの中には、誰かのためのプレゼントとして、書道の作品を作っていました。あるいは店内に掛けるために書道をする人もいました。既に漢字の学習を始めていた人や、まだ筆を一人で持てない子供たちもいました。 色々な人々が同じことを自分たちのそれぞれのやり方で楽しむことができたのを見れたことは、間違いなくJAPAN DAYのハイライトの一つでした。パフォーマーの心の広さと相まって、この来場者の文化体験への参加は、多くの人々にとって貴重な経験となります。 ...
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MONO JAPAN を終えて

オランダで日本現代アートやクラフトに携わる仕事をしていたからこそ出会えた人々、できた経験 MONO JAPAN 2018を通して、大きな経験を得ることができました。今回のMONO JAPANで得た一番の収穫は、様々な背景を持つ人々と一緒に仕事ができたことです。イベント準備期間・最中に様々な専門分野を持つ在蘭日本人やオランダ人、またヨーロッパ在住の日本人と出会い、オランダを主とするヨーロッパのビジネスや働き方、人々について、勉強できました。特にMONO JAPAN 2018の準備を始めた頃は、複数の国が交わり、様々な背景や経験から生まれる多様な意見が、1つのテーブルの上で交錯することは、人類学を専攻していた私にとって、とてもワクワクするものでした。 また、国によっての働き方の違いということも学びました。例えば、オランダでは、チラシを直接店舗に配ったり、Facebookを使って宣伝を行ったり、あるいはチケットが直前に売れることが多かったり等、国が異なることで、働き方も異なっているということが興味深かったです。将来海外進出を目指す自分を想像し、その国のことを知るゲートキーパーの存在や、事前に情報を自己確認しておく重要性を知りました。 他にも、イベント最中にフロアを回っていた時に、複数のMONO JAPANの出展者さんと話をさせていただくことができました。中でも印象に残っていることは、日本でも地域によって、製品や流行、強い産業等が違っており、それは、地理的特徴や地域の文化の違いからくるということや、その違いは、地域ごとのビジネススタイルにも影響しているということです。インターネットによりあらゆる地域からの情報に影響を受けやすい現代社会でも、文化や慣習によって形成される生活スタイルは様々な場面で残されており、それら受け継がれてきたものは根強く残っているのだと思いました。また、都市計画を踏まえ、大陸からの情報の受け皿である福岡や、ハブとして機能を果たす東京、あるいは、伝統産業やモノづくりが盛んな北陸地域といった地域ごとの違いを知ることは、都市の機能性を生かすことや、住民に住みやすい街を提供することに対して、必要不可欠であると思いました。私は国際学部出身ということで、オランダに留学し、オランダの都市計画に魅了され、日本の都市にできることは何かないのかと考えていました 。結果的に、MONO JAPANでの個人的成果として、日本についての知識が足りないことに気づき、そして知ることの必要性を見出すことができました。 インターン生の視点として、MONO JAPAN2018は多くのお客さんに恵まれ、事故もなく、大成功を収めたのではないかと思います。私自身、クロークで働いている際に、「よかった」の声を聞くことばかりでした。イベントに訪れるほとんどのお客さんが服を預けに来るため、人を見る機会が多く、私は、どんな人(年齢、性別、人種、社会階層、志向等)がMONO JAPANに興味があるのかということを考えていました。クロークルームで、お客さんの所持品を見ることが多かったのですが、少し上品な服装をしている方や、品質の高い自転車やカバンを持っていられる方が、多いように感じられました。そして、多くの在蘭日本人のお客さんも家族で来場していただいたことも見られました。また、会場を見て回っている際は、多くのお客さんが滞りなく流動的でした。少し、出展者側(日本人)とお客さん(日本語が堪能でない方がほとんど)の言葉の壁を心配していましたが、英語を話せるショップのスタッフが常にいて、うまくコミュニケーションをとっていました。また、来場者の中には、出展品に熱心している方や気になる点を質問する方もいて、うまくコミュニケーションをとる姿が見られました。私はイベントに週末のみしか参加できなかったのですが、月曜日がビジネスパーソンに対するB to Bの日で、出展者側としては、この日に力を入れている店舗が多かったです。実際、出展者の一つのFukumono shopの方が、「月曜日が勝負ですね。」とおっしゃっていました。また、週末のノルマはクリアしているとも聞き、MONO JAPANのJCEスタッフとお客さんだけでなく、出展者側も合わせた3つの陣営が満足しているという点で、非常にうれしく思ったことを覚えています。 MONO ...
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MONO Japan by Mune

こんにちは。インターンのムネタケです。今回はJCEが主催するなかでも一番大きな展示販売会であるMONOJAPANの事について書きたいと思います。私がJCEでインターン初めたのはMONO JAPANを開催する直前でした。その前から、準備期間と開催中は凄く忙しくなると聞かされていたのですが、実際に毎日ハードスケジュールでイベント運営に取り掛かりました。特に開催中は時間が経つのが凄く早く感じました。というのも出展者の方々から日本のモノづくりに対しての情熱を語っていただいたり、ホテルスタッフの方からオランダの歴史と一緒に変化してきたLoyd Hotelのことについて教えて頂く毎日が楽しく、ワクワクしながらお仕事が出来たからです。 2018年版MONO JAPANでは計16の出展者さんが集まりました。Loyd Hotel の地下一階から六階までの部屋が出店部屋として使われました。各部屋の雰囲気は全く違ったものになっており、出展者さんが取り扱うモノが最大限にアピールされるデザインになっていました。どの部屋も入り口の前を通ると思わず入って、商品を自分の手で触ってみたくなってしまいました。そしてこのイベントの一番のポイントはお客様が生産者と直接会って会話が出来る事です。オランダに住みながら日本の職人の方々と会話を交えるのは難しいことです。またそこには言語の壁があります。しかしMONO JAPANで我々インターンを含め通訳者がいたため、オランダ人の方にも日本モノづくりの奥深さや素晴らしい技術を会話を通して知って頂けました。実際にモノを手に取り、そのストーリを文章だけではなく耳で聞くことににより、それは”文化体験”になるんだと思います。会場に来ていただいたお客様に個人的に感想を聞いたところ、多くのポジティブな意見をいただくことが出来ました。もっともっと日本と言う島国に欧州の方々が興味を持っていただけたらと思います。 そして、MONO JAPANでは日本からオランダという一方的な文化イベントではなく、オランダ視点でみた日本のモノづくりについても思考する相互的な機会になっていました。有田焼専門家のメノ・フィツキ氏とデザイナーのクリスティン・メンデルツマ氏のお二人によるレクチャーも開催されました。そこでは欧州の日常に溶け込む日本陶芸品の可能性が語られ、日本人の私にとって新しい気づきが紹介されました。もう1つはSweet Hiradoによる茶道と和菓子についてのレクチャー。日本の茶道と和菓子の歴史について学ぶものでした。日蘭両国の視点で展開されたこれらのレクチャーはとても興味深く、どちらとも人気で満席になっていました。そこは文化技術の交流の場となっていました。文化と技術は密接な関係にあり、お互いが刺激し合うことにより新しい形となります。このようなイベントがモノづくりの発展を促すんだと思いました。日本のモノづくりがヨーロッパ流に変化していくのを見てみたいと強く思いました。このように、人とモノを通して両国の文化を発見できる場所、MONO JAPANは日蘭の文化交流のプラットフォームとして機能していると自分の肌で感じる事が出来ました。 MONO JAPANを通して日本の商品を知り、興味を持っていただく。そしてそれを日常生活に取り入れたいと思う消費者の方の思いが商品需要になります。結果、オランダで取扱店舗ができ流通を作ることが出来ます。このビジネスの流れを実際に見れるのは、JCEでインターンシップを行っているからこそだと思います。この素敵なイベントの運営に関われたことを嬉しく思います。2019年度にもMONO JAPANは開催予定なのでそれに向けてまた準備をしていきたいです。それでは皆さん来年度のMONO JAPANを期待していてください。 安栖宗健 ...
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MONO Japan by Maartje

ヘローキ、私の名前はマーチェ・スレイフェです。JCEの新しいインターンです。JCEで働いた最初の経験は、先月のMONO Japanでのことです。 私はMONO Japanのような大きなイベントをどのように運営するかについて学びたいです。私の大学では、イベントマネジメントのような教科がありますが、イベントで実際に働くことは、それらを学校で学ぶ事とは全く違う経験です。そういうわけで、MONO Japanで働くことが実務経験を得る良い機会だと思っています。また、私は工芸品に興味があるので、MONO Japanにある展示品の多くが魅了に感じました。もちろん、ほとんどの時間は作業をしていたのですが、少なくとも1回はすべての出展者を訪問することができました。 それでも、イベントでの作業は、イベントを実際に開催することと全く違うです。主催者は可能な限り多くのことを考慮に入れるのですが、イベントは常に予期せぬ事態が起こりえます。イベント中に大きな問題が起こったというわけではありませんが、イベントをよりうまく実行できるようになる小さな気づきを発見しました。例えば、より多くの訪問者がワークショップに参加するために、ワークショップのスケジュールをエレベーターに貼り付ける、またはより多くの訪問者がタオルを購入するために、タオルをきれいに折りたたむこと、または特定の部屋を見逃さないように訪問者を誘導する方法です。これらの気づきは、次のイベントを少し良くするために使えると思います。 これは明らかなことかもしれませんが、私は細部に注目することが好きです。なぜならシンプルであるにもかかわらず、教科書から学べるものではないからです。 最後に、私がMONO Japanで会った興味深い人と、聞いた興味深い話について述べたいたいと思います。JCEとMONO Japanに初めて関わったので、全て私にとって新しいものでした。私の先輩で、JCEのインターンだったのマイクさんを除いて、私は誰も知りませんでした。JCEの他のインターンとはMONO Japanの後でも会うことができますが、一部の出展者はもう帰国したため、会うことが出来ません。このようなイベントの後に、再び出会うできないほど多くの人に出会ったことは少しメランコリックな感じです。イベントを終えて、再び会うことが出来ないと考えると少し悲しくなります。でも、もしかして、彼らは来年のMONO Japanに帰って来ます。 私はすでにそれを楽しみにしています。 ...
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インターン・ブログ:マイクのグッドバイ

お読み頂き皆様、あけましておめでとうございます。JCEの最後のブログを書きまして、マイクです。 18週間のインターンシップ期間は今日で終わりますので、皆様は興味ありましたら最高に印象に残った仕事について語りましょう。トップ5形で。 5. JCEのソシアル・メディアの宣伝。 5位なのに、インターンシップとしてかなり大事な部分はこちらです。最近のJCEはFacebookを良く宣伝方法として使います。このリストの4位、2位と1位にも関わっている程度な大事さがあります。 Facebookでした仕事は大体JCEの徐々に拡大しているフォロワー・ベースをJCEがしていることをお知らせたり、イベントに誘ったり、MONO JAPAN やJCEの宣伝をしたりしました。この役は自分的にとても楽しかったのです。人と触れ合うのは大好きですから。 4. ポップアップ・ストアを行うこと。 インターンシップ期間中にボスの中條さんに急に「来週からここをポップアップ・ストアにします」と言われたことがたまにありました。これは毎回楽しみにしてました。気づいたら事務所は宝飾品や白黒の現代美術品などで飾られて、立派な店となった。 ポップアップ・ストアを行った1週間か2週間、出店者達がずっと事務所にいました。この人達は日本を出て、商品か芸術をアッピールしようとして世界中を旅していました。そういう日本人で世界人な者はあまり会えないからいい話し相手になりました。 ポップアップ・ストアの手配は毎回かなり急でしたが、それこそ大変勉強になりました。 3. アムステルダム・ダンス・イベント(ADE)での通訳 3位は他のJCEでした仕事に関わらない仕事です。ボスの中條さんにADEの数週間前に頼まれました、Trusty ...
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Super T-market × Japan market

お久しぶりです。 先日、アムステルダムを拠点とする、ピアニストでアーティストの向井山朋子さんのイベント、Super T marketに参加しました。Super T marketは、向井山朋子さんのピアノ公演とジャパンマーケットの混合のイベントで、講堂で行われる公演ステージの横のブースで、お寿司や日本酒、また、日本のモダンアート作品が展示されていました。今回は、お客さん、として参加したのではなく、運営側で、そのブースのお手伝いとして参加しました。オランダのビッグイベント、シンタクラースの日にも関わらず、多くの人が会場へ足を運んでいただき盛況したイベントになりました。イベント最中は、多くの人々が行き交い、飲食や展示を楽しみ、非常に賑やかな雰囲気に包まれていましたが、演奏が始まるや否や、コンサートホールのような静けさになりました。ほとんどの方が、演奏に集中していることが、後ろから見ている私でも、感じることができました。これも、運営側の適切な事前の呼びかけに対し、出展者が協力した結果だと思います。 また、イベント自体に関する感想として、最も感銘を受けたことは、ポップカルチャーの要素が強い現代アートのイベントが、オランダの伝統的な教会で行われたことです。中世ヨーロッパの格式高い建物内で開かれる現代日本のアートイベント、聞くだけで数多の‘ミックス’が想像できますが、そこに新たなアートが生まれたのではないかと感じます。例えば、外部の音が遮断され静かな教会や、教会の高い天井や開けた音の響く内部構造が、向井山さんの演奏をより一層引き立て、そして神父が立っていただろうステージによる劇場の効果が、人々の注意を彼女のピアノ演奏に向けることができたのでないかと思います。また、教会がモダンアートの会場になるということ自体も、オランダならではの寛容性の現れが見られます。会場となった、De Duifですが、実はイベント会場としてあらゆる催し物の会場になっているそうです。日本のお寺で、ポップカルチャーのイベントを開催することを考えると少し違和感があり、それを積極的に取り入れるオランダの革新性は非常に大きいことがここにも見られました。 ...
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小・中学生スタディツアーinオランダ

1.長崎県東彼杵町から、オランダへ。 長崎県東彼杵町の小・中学生計8名が、2017年8月末にオランダ、そしてライデンを訪れました。 東彼杵町は、オランダ東インド会社の医師として来日したシーボルトが、江戸参府の際に長崎街道の沿いの宿場町として当時栄えていた東彼杵の風景を、お抱え絵師である川原慶賀が絵画として残しており、今もこの絵やその背景は東彼杵の町民に語り継がれています。 この旅行では、東彼杵町の子供達が、東彼杵の歴史に触れ、また国際的な視野を持つ若者に育つよう、歴史的つながりのあるオランダの人々や文化に触れることを目的とした国際交流ツアーです。JCEでは、MONO JAPANの開催をきっかけに交流が生まれた東彼杵と、日蘭文化交流の中心地であるライデンの架け橋となる、ツアー・プログラム作りをお手伝いしました。 生徒は、ヨーロッパ最古の大学で、日本語学科のあるライデン大学を訪問、ランチを共にし、また、シーボルトの博物館「シーボルトハウス」を訪問しました。そして、旅の一番の目的であるオランダ民族学博物館へ、シーボルトのお抱え絵師である川原慶賀の原画を鑑賞に行きました。同博物館で開催中のクールジャパン展も見学し、子供達は日本のゲームを楽しみました。 2.午前中はライデン大学の日本語学科学生と懇親会 ライデン大学の日本語学科学生は、多くが在学中に長崎に留学などで来日し、長崎との縁が非常に深い学生たちです。交流会では、東彼杵の小・中学生がライデン大学学生と対面し、お互いの国についてのプレゼンテーショーンを行いました。また、東彼杵の生徒達は、東彼杵音頭を披露し、ライデンの学生たちと楽しく踊りました。 東彼杵町の生徒達が、東彼杵音頭を披露している様子。 3.日蘭学生達とが一緒にランチ ランチでは、東彼杵の小・中学生が町の名産品である彼杵茶をオランダ人学生のために淹れる。 ライチタイムは学校の両生徒たちは食堂へ移動し、食事を共にしました。そこでは、東彼杵の生徒達は、東彼杵の名産品の彼杵茶をオランダ人学生に振る舞い、楽しい時間を過ごしました。その後は、大学の校舎を見学し、生徒たちは来たる大学生活を、想像したようでした。 4.シーボルトハウスの見学 午後はライデン内にあるシーボルトハウスを訪れました。日本から戻ってシーボルトの邸宅であったこの建物は現在博物館となり、シーボルトが診察をした後のお礼として受け取った様々な贈り物の展示や、シーボルトが収集した日用品や浮世絵、工芸品、模型、生物標本や多くの絵画など、様々な民俗的なコレクションを見ることができます。東彼杵町の生徒たちは、同博物館日本人スタッフの方から詳しい案内を受け、シーボルトについてより深く知る機会となりました。 ↓シーボルトハウスについてのリンク↓http://www.sieboldhuis.org/
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オランダインターンでの新たな経験

こんにちは! 本日から、1年間、JapanCulturalExchangeでインターンさせていただくことになった、 分部 丈(わけべ じょう)です。 普段は、オランダに1年間の交換留学している学生です!よろしくお願いします! 本日は、イントロダクションということで、仕事内容について、お聞きしました。 仕事の内容としては、かなり様々なことに、挑戦することになると思います。 やはり、最も印象的だったのは、MONO JAPANについてです。 日本の工芸品や芸術品を展示するイベントで、そのイベントのための複雑な行程を聞いたときは、やりがいを感じました。 他にも、自分のしたいことを、させてくれる場所であると実感しました。柔軟な勤務時間の中、自分の挑戦したいことを、追求させてくれる場所だと感じました。 僕も将来的に、日本製品を、海外に売ることに興味を感じているので、ここでの出来事は大きなステップになると思っています。 では、これから1年間精一杯頑張りますので、 どうぞよろしくお願いします。 ...
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JCEインターンブログ:陶器

こんにちは、友子です!
私はもう日本に帰国していますが、まだ書き残しておきたいことがあるのでもう少しお付き合いいただけると嬉しいです。 ここ最近様々な地域の陶器に触れる機会があり、博物館やお店での印象等について個人的に感じたことを、まとめて書きたいと思います。 オランダのデルフト、ポーランドのボレスワヴィエツ、それからスロヴァキアのブラチスラバに行きました。 まず初めにオランダのデルフト焼について。
大学のプログラムが終わってすぐに、デルフトにあるRoyal Delftというデルフト焼の博物館に行きました。ここは、興味があってずっと行ってみたかった場所でした。ここは陶器の博物館として回りやすく、本当に分かりやすかったです! 一番初めにデルフト焼の歴史、それから制作手順をまとめた映像をみて、その後音声ガイドを片手に館内を回り、最後に工房も見学することが出来ます。音声ガイドのおかげで、もっと深く知りたいと思うところは何度も聞くことが出来たり、自分のペースで見ることが出来ました。ここでは歴史や制作方法等、昔からあるものだけを展示しているのではなく、現代の生活に合うデザインや、次世代のデザイナーとのコラボ等という新しい取り組みもたくさん展示してあって、とても面白かったです。本当に面白くて、そうだったのね、とずっとワクワクするような博物館なので、まだいったことのない人は是非足を運んでみてほしいです。 次にポーランドのボレスワヴィエツ陶器について。名前は知らなくても、きっと一度は目にしたことがあると思います。そんな陶器の産地である、ボレスワヴィエツに行ってきました。 ボレスワヴィエツはドイツ国境にある小さな町です。
駅を降りた瞬間に思ったことは、クラクフやワルシャワといった観光地と違って本当に普通の町!駅の周りの公園の花壇も自然のままで、少し離れたところにある綺麗な広場は地元の人が集う場所になっていて、地元の人の生活を覗かせてもらった気分になりました。陶器の美術館もとてもシンプルで、20分ほどで回れる小さなところでした。残念ながら訪れた時間と予約の関係で仲間では入ることが出来ませんでしたが、工場横に併設されている陶器のお店はお客さんでいっぱいでした。 ボレスワヴィエツには陶器のお店が数多くあるのですが、どこも異なるデザインを扱っていて、お店を巡るのも楽しいと思います。陶器で名前は知られているけれど、この町は本当に生活感で溢れていて、工芸品が「生活の中から生まれる」ということを強く感じさせられる町でした。 それからブラチスラバでのこと。 ブラチスラバはオーストリアのウィーンから、片道電車で1時間ほどで行ける、スロバキアの小さな町です。街中には至るところに面白い銅像があり、小さくても活気のあるところでした。そんな街中にある雑貨屋さんの一画に、見た瞬間目も心も奪われるような器があったので紹介します。 スロバキアはマジョルカ焼が有名なようですが、私が見つけたものは、マジョルカ焼とはまた全く違ったデザインで、花や植物を連想させる色使いの、様々な色や形の器でした。見たことのない配色など、色使いが本当に素敵! 自分にとっての初めてに出会うと子供みたいにワクワクするのは何故でしょう。
カップとソーサーの組み合わせを自由に選ぶことが出来るところが、和食器に通ずるものがありますね。
手作りの醍醐味である一つ一つの形が少しずつ違うのはもちろん、いい意味で不完全さがとても魅力的な器がたくさんあって、長々と過ごしてしまいました。 以前エストニアに行ったときに、現地の方の苗字は全て植物に由来しているんだよ、という話を聞いたことがあったので、そういう話があるのかなと思ったのですが、よくわかりませんでした! もしこれらの街に行く機会があれば、是非チェックしてみてください。 ...
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JCEインターンブログ:フィレンツェ

お久しぶりです、インターンの友子です。 少し前の話になりますが、4月の終わりにイタリアのフィレンツェで国際手工芸フェアという、手工芸にフォーカスしたイベントに行って来ました。 正式名称は、Mostra Internazionale dell’Artigianato です。 ・そもそもフィレンツェについて まずイベントが行われたフィレンツェについて。 フィレンツェは華の都と呼ばれていて、ルネサンス文化の発祥の地です。 街の中心には街のシンボルであるduomo(大聖堂)があって、街の家々の屋根の色は薔薇色に統一されてる、オレンジ色の素敵な街でした。 革製品とマーブル紙が名産の、工房や職人の多い街です。また、職人の技術を学べる学校もあり、学生の多い街でもありました。 行くまで全く知らなかったのですが、アカデミアリアチというフィレンツェの工芸技術を学べる大学には日本人の学生さんも多く通っていました。 ・フェアについて そもそもこのフェアは、伝統的な手工芸品を楽しむこと、また市場の更なる活性化を目的に行われており、フィレンツェに住む人で行ったことのない人はほとんどいないと言われるくらい、現地に根付いたイベントです。 会場は、観光地から少し離れたところにある、バッソ要塞で行われました。この要塞は、函館の五稜郭と同じ星型要塞です。 手作りのスキンケア用品からアクセサリー、家具まで幅広い製品が揃っており、フェア自体はとってもアットホームな雰囲気でした。 アクセサリーを扱うブースでは、世界の昔のグラフィックデザインを用いたマッチ箱にアクセサリーを収納しているところがあって、日本のものもありました。 ここはお米の上にアクセサリーを展示していたり、展示の方法も面白かったです。 実際に行ってみて思ったことは、「伝統」という言葉に縛られることのない、「手作り」の楽しさや良さを存分に教えてくれるフェアだな、と思いました。 技術の後継は確かに大事なことですが、それ以前に手仕事の温かみをとても感じて、やっぱり手作りのものっていいなあと感じさせてくれるイベントでした。 ...
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