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小・中学生スタディツアーinオランダ

1.長崎県東彼杵町から、オランダへ。 長崎県東彼杵町の小・中学生計8名が、2017年8月末にオランダ、そしてライデンを訪れました。 東彼杵町は、オランダ東インド会社の医師として来日したシーボルトが、江戸参府の際に長崎街道の沿いの宿場町として当時栄えていた東彼杵の風景を、お抱え絵師である川原慶賀が絵画として残しており、今もこの絵やその背景は東彼杵の町民に語り継がれています。 この旅行では、東彼杵町の子供達が、東彼杵の歴史に触れ、また国際的な視野を持つ若者に育つよう、歴史的つながりのあるオランダの人々や文化に触れることを目的とした国際交流ツアーです。JCEでは、MONO JAPANの開催をきっかけに交流が生まれた東彼杵と、日蘭文化交流の中心地であるライデンの架け橋となる、ツアー・プログラム作りをお手伝いしました。 生徒は、ヨーロッパ最古の大学で、日本語学科のあるライデン大学を訪問、ランチを共にし、また、シーボルトの博物館「シーボルトハウス」を訪問しました。そして、旅の一番の目的であるオランダ民族学博物館へ、シーボルトのお抱え絵師である川原慶賀の原画を鑑賞に行きました。同博物館で開催中のクールジャパン展も見学し、子供達は日本のゲームを楽しみました。 2.午前中はライデン大学の日本語学科学生と懇親会 ライデン大学の日本語学科学生は、多くが在学中に長崎に留学などで来日し、長崎との縁が非常に深い学生たちです。交流会では、東彼杵の小・中学生がライデン大学学生と対面し、お互いの国についてのプレゼンテーショーンを行いました。また、東彼杵の生徒達は、東彼杵音頭を披露し、ライデンの学生たちと楽しく踊りました。 東彼杵町の生徒達が、東彼杵音頭を披露している様子。 3.日蘭学生達とが一緒にランチ ランチでは、東彼杵の小・中学生が町の名産品である彼杵茶をオランダ人学生のために淹れる。 ライチタイムは学校の両生徒たちは食堂へ移動し、食事を共にしました。そこでは、東彼杵の生徒達は、東彼杵の名産品の彼杵茶をオランダ人学生に振る舞い、楽しい時間を過ごしました。その後は、大学の校舎を見学し、生徒たちは来たる大学生活を、想像したようでした。 4.シーボルトハウスの見学 午後はライデン内にあるシーボルトハウスを訪れました。日本から戻ってシーボルトの邸宅であったこの建物は現在博物館となり、シーボルトが診察をした後のお礼として受け取った様々な贈り物の展示や、シーボルトが収集した日用品や浮世絵、工芸品、模型、生物標本や多くの絵画など、様々な民俗的なコレクションを見ることができます。東彼杵町の生徒たちは、同博物館日本人スタッフの方から詳しい案内を受け、シーボルトについてより深く知る機会となりました。 ↓シーボルトハウスについてのリンク↓http://www.sieboldhuis.org/
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オランダインターンでの新たな経験

こんにちは! 本日から、1年間、JapanCulturalExchangeでインターンさせていただくことになった、 分部 丈(わけべ じょう)です。 普段は、オランダに1年間の交換留学している学生です!よろしくお願いします! 本日は、イントロダクションということで、仕事内容について、お聞きしました。 仕事の内容としては、かなり様々なことに、挑戦することになると思います。 やはり、最も印象的だったのは、MONO JAPANについてです。 日本の工芸品や芸術品を展示するイベントで、そのイベントのための複雑な行程を聞いたときは、やりがいを感じました。 他にも、自分のしたいことを、させてくれる場所であると実感しました。柔軟な勤務時間の中、自分の挑戦したいことを、追求させてくれる場所だと感じました。 僕も将来的に、日本製品を、海外に売ることに興味を感じているので、ここでの出来事は大きなステップになると思っています。 では、これから1年間精一杯頑張りますので、 どうぞよろしくお願いします。 ...
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JCEインターンブログ:陶器

こんにちは、友子です!
私はもう日本に帰国していますが、まだ書き残しておきたいことがあるのでもう少しお付き合いいただけると嬉しいです。 ここ最近様々な地域の陶器に触れる機会があり、博物館やお店での印象等について個人的に感じたことを、まとめて書きたいと思います。 オランダのデルフト、ポーランドのボレスワヴィエツ、それからスロヴァキアのブラチスラバに行きました。 まず初めにオランダのデルフト焼について。
大学のプログラムが終わってすぐに、デルフトにあるRoyal Delftというデルフト焼の博物館に行きました。ここは、興味があってずっと行ってみたかった場所でした。ここは陶器の博物館として回りやすく、本当に分かりやすかったです! 一番初めにデルフト焼の歴史、それから制作手順をまとめた映像をみて、その後音声ガイドを片手に館内を回り、最後に工房も見学することが出来ます。音声ガイドのおかげで、もっと深く知りたいと思うところは何度も聞くことが出来たり、自分のペースで見ることが出来ました。ここでは歴史や制作方法等、昔からあるものだけを展示しているのではなく、現代の生活に合うデザインや、次世代のデザイナーとのコラボ等という新しい取り組みもたくさん展示してあって、とても面白かったです。本当に面白くて、そうだったのね、とずっとワクワクするような博物館なので、まだいったことのない人は是非足を運んでみてほしいです。 次にポーランドのボレスワヴィエツ陶器について。名前は知らなくても、きっと一度は目にしたことがあると思います。そんな陶器の産地である、ボレスワヴィエツに行ってきました。 ボレスワヴィエツはドイツ国境にある小さな町です。
駅を降りた瞬間に思ったことは、クラクフやワルシャワといった観光地と違って本当に普通の町!駅の周りの公園の花壇も自然のままで、少し離れたところにある綺麗な広場は地元の人が集う場所になっていて、地元の人の生活を覗かせてもらった気分になりました。陶器の美術館もとてもシンプルで、20分ほどで回れる小さなところでした。残念ながら訪れた時間と予約の関係で仲間では入ることが出来ませんでしたが、工場横に併設されている陶器のお店はお客さんでいっぱいでした。 ボレスワヴィエツには陶器のお店が数多くあるのですが、どこも異なるデザインを扱っていて、お店を巡るのも楽しいと思います。陶器で名前は知られているけれど、この町は本当に生活感で溢れていて、工芸品が「生活の中から生まれる」ということを強く感じさせられる町でした。 それからブラチスラバでのこと。 ブラチスラバはオーストリアのウィーンから、片道電車で1時間ほどで行ける、スロバキアの小さな町です。街中には至るところに面白い銅像があり、小さくても活気のあるところでした。そんな街中にある雑貨屋さんの一画に、見た瞬間目も心も奪われるような器があったので紹介します。 スロバキアはマジョルカ焼が有名なようですが、私が見つけたものは、マジョルカ焼とはまた全く違ったデザインで、花や植物を連想させる色使いの、様々な色や形の器でした。見たことのない配色など、色使いが本当に素敵! 自分にとっての初めてに出会うと子供みたいにワクワクするのは何故でしょう。
カップとソーサーの組み合わせを自由に選ぶことが出来るところが、和食器に通ずるものがありますね。
手作りの醍醐味である一つ一つの形が少しずつ違うのはもちろん、いい意味で不完全さがとても魅力的な器がたくさんあって、長々と過ごしてしまいました。 以前エストニアに行ったときに、現地の方の苗字は全て植物に由来しているんだよ、という話を聞いたことがあったので、そういう話があるのかなと思ったのですが、よくわかりませんでした! もしこれらの街に行く機会があれば、是非チェックしてみてください。 ...
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JCEインターンブログ:フィレンツェ

お久しぶりです、インターンの友子です。 少し前の話になりますが、4月の終わりにイタリアのフィレンツェで国際手工芸フェアという、手工芸にフォーカスしたイベントに行って来ました。 正式名称は、Mostra Internazionale dell’Artigianato です。 ・そもそもフィレンツェについて まずイベントが行われたフィレンツェについて。 フィレンツェは華の都と呼ばれていて、ルネサンス文化の発祥の地です。 街の中心には街のシンボルであるduomo(大聖堂)があって、街の家々の屋根の色は薔薇色に統一されてる、オレンジ色の素敵な街でした。 革製品とマーブル紙が名産の、工房や職人の多い街です。また、職人の技術を学べる学校もあり、学生の多い街でもありました。 行くまで全く知らなかったのですが、アカデミアリアチというフィレンツェの工芸技術を学べる大学には日本人の学生さんも多く通っていました。 ・フェアについて そもそもこのフェアは、伝統的な手工芸品を楽しむこと、また市場の更なる活性化を目的に行われており、フィレンツェに住む人で行ったことのない人はほとんどいないと言われるくらい、現地に根付いたイベントです。 会場は、観光地から少し離れたところにある、バッソ要塞で行われました。この要塞は、函館の五稜郭と同じ星型要塞です。 手作りのスキンケア用品からアクセサリー、家具まで幅広い製品が揃っており、フェア自体はとってもアットホームな雰囲気でした。 アクセサリーを扱うブースでは、世界の昔のグラフィックデザインを用いたマッチ箱にアクセサリーを収納しているところがあって、日本のものもありました。 ここはお米の上にアクセサリーを展示していたり、展示の方法も面白かったです。 実際に行ってみて思ったことは、「伝統」という言葉に縛られることのない、「手作り」の楽しさや良さを存分に教えてくれるフェアだな、と思いました。 技術の後継は確かに大事なことですが、それ以前に手仕事の温かみをとても感じて、やっぱり手作りのものっていいなあと感じさせてくれるイベントでした。 ...
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新インターン、ティルザ

初めまして 新しいJCEのインターン生ティルザです。マーストリヒトにある南大学で日本語を勉強しています。1年間京都外国語大学で留学してとても楽しい時間を過ごしました。沢山のことを勉強して初人生の経験もいっぱいでした。そして、優しい友達もできました。京都はまるで第二の故郷になり、いつかまた京都で住みたいと思っています。留学している時、日本とオランダのカルチュラルエクスチェンジについて興味を持つようになり、そこで、JCEに応募することをしました。また、音楽がないと生きていけないほど音楽が好きで、暇だったら、日本のドラマを見るのも好きです。JCEのインターンシップを楽しみしています。頑張ります。 ...
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MONO JAPAN by Tomoko

こんにちは、ともこです。今回は2月の初めにボランティアスタッフとして参加させていただいた、MONO JAPANの振り返りです。まさこさんの様な文章は書けませんが、一体験記として読んでいただけたらと思います。 そもそもMONO JAPANは私がJCEでインターンをしたいと思うきっかけになったイベントだったので、お手伝い出来ることがとても嬉しかったです。当日は割り振られた仕事の他にブースを見たりもしたのですが、細かく見れたわけではないので、あかべこの張り子ワークショップに参加した時のことを書きます。 張り子体験は、日本人の親子連れ一組と私、それから教えてくださる会津の関さんの5人でした。最初に説明を受けて、いざ制作開始。始まるともうすごいすごい、すごいと思う瞬間が次々と訪れます。紙と水だけでこんな風に作られていくこと。赤に深みを出すために、下に黒を先に塗っていること。一見簡単そうだけど難しいこと。職人さんの手先の器用さ。あれ、前の男の子早いぞ、とか。時間があったこともあり、親子連れの参加者が帰った後も延々とやらせていただきました。 私は完成品そのものよりも、その工程や部分部分、扱っている人に興味があるので、体験を伴いながらマンツーマンでゆっくりとお話出来たことがとても価値のあるものでした。こんな機会滅多にないですね。 あと実際に作っているところに興味を持って見に来られる方がたくさんいて、なにこれ!私もやりたい!という方が多かったです。良く知らない、または初めましての場合は文字だけの広告を見てもピンと来なかったりして、なかなか足を踏み入れないのだろうけど、目で見て感じることで興味が伝染していくのはとても面白いことでした。 今回このイベントで一番印象的だったのは、来場者の方と職人さんとの温度のあるやりとりです。 例えば関さんが、日本のお客さんがね~ってとても嬉しそうに話していたり、隣の机では英語と日本語でそろばんについて熱く語り合いが行われていたり、各ブースでお客さんと職人さんと直接のやりとりがあったり。 このイベントがこの先も、ただ形式的な説明の文章をみるだけ、ただの店員さんとお客さん、という浅いものではなくて、一歩先の温度のあるやりとりを提供できる場として、第三回、四回と続いていくといいなと思います。 最後にもう一つ、今回出展されていた、福岡県のうきは市の皆さんにお会い出来たこともとても嬉しかったです。2年前の夏にうきは市で5日間ほどのイベントに参加した際にお会いした、地域おこし協力隊の方が覚えてくださっていて、「成長したね~!」と声をかけてくださいました。 留学するかどうか悩んでいた時に、うきはに行っていなかったら絶対に今私はオランダにいません。そして留学先で再開する機会があるなんて! 裏方として大変なことも多かったけれど、MONO JAPAN、面白かったです。 ...
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Time & Styleの開設

海外に住むと日本人であっても客観的でニュートラルな立場で母国の文化を洞察し、ポジティブに映る点・ネガティブに映る点がより鮮明且つ強烈に心に響いてくるのを感じる事が多く、その中で改めて日本文化に関する新たな発見も数多くある。残念ながら日本に住んでいたとしても、古来より伝わる文化を実感するのは「お正月」と言った季節の節目節目のみであり、すっかり西洋スタイルへ傾倒した現代生活の中に埋没し、普段それを実感する機会は非常に少ない。皮肉な事に、海外に住んでみて改めて日本の伝統文化に存在する、本来の日本の美と、質の高さに驚かされる事が多いのが事実である。   Time & Styleとの本格的な出会いは、2017年アムステルダムで行われたMONO Japanにて。東京及びその近郊に10年近く住んでいたにも関わらず、恥ずかしながら1997年より東京に店を構えるTime & Styleの存在を知ることは無った。しかし、その出会いは遅すぎる事は無く、Mono JapanでのTime & Styleの印象に私は完全に陶酔されてしまった。出展スペースに入るなり、目の前には上品で華奢なキャビネットに入った、優美な形をしたシャンパン・ワイングラスが並び、その奥には、石川県山中で作れた漆器の汁椀。持つと驚く程軽く、手にしっとりと包まれる。驚きで思わず声が出た。その反応は、国籍を問わずTime & Styleのスペースに訪れた方皆同様で、一様にダイニングテーブル及び椅子の滑らかで繊細な肌触りを確かめ、人によってはテーブルの高さに目線を近づけ、数分じいっと見つめ続けている人もいる。店員の方に聞くと、全ては日本の伝統技能をもった職人がひとつひとつ手塩に掛けて作成された、正に「Made In Japan」の品々。「日本の美」が世界を共感させているのである。 ...
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COOL JAPAN in Museum Volkenkunde!

COOL JAPAN 世界的を熱狂させるイメージ 2017年4月14日から9月17日までライデンのMuseum Volkenkundeで特別企画展「COOL JAPAN」 が開催されます。世界の人々のイメージにある「クールな日本」とはなんなのか? 現代に世界中で人気の日本のポップカルチャーを歴史的な視点から捉える意欲的な展覧会です。日本人にとってもレアな展示物が含まれているユニークな内容です。 日本と言えば、何世紀もの伝統と文化はもちろん、それに加えて今日では多くの人がポケモン、ハローキティやロボットのようなものを想像するかと思います。Museum Volkenkundeは歴史上非常に有名な作品を展示することにより、現代の象徴的なキャラクターも長い歴史の中から生み出されてきたということを紹介しています。見どころは沢山あり、例えば古典的な漫画・アニメ・ゲームの原画やデザインです(デスノート、もののけ姫、ファイナルファンタジー等)。展覧会のハイライトは、松浦浩之によって描かれた高さ四メートル「ウキウキ」の絵画です。過去(伝統的な着物)と現代(漫画)の要素がちりばめられた本作は、今回の展示会でのまさに中心的な作品となっています。 見ることの他に、会場内でできることもたくさんあります!古典的なゲームセンターから最新のゲーム機が設置され、また漫画ファンはその場で1000冊以上の漫画が読むことができます。他にも色々なイベントが計画されています。 詳細はMuseum Volkenkundeのサイトをご覧ください。 https://volkenkunde.nl/nl/tentoonstelling-cool-japan ...
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クラフト物に深く思いを巡らせて

JCEで現在もう一名ボランティアでお手伝いいただいている田代雅子さん。今年2月にアムステルダムにて行われた日本モノの展示即売会「MONO JAPAN」でもうきは市の通訳として大変活躍していただきました。アムステルダムで日本人として日本のモノや背景を紹介するという経験を通して田代さんが感じた体験談をご紹介します。 *** 一般的に私達は自身の文化を当たり前に存在するものと考え、その「物」が如何にして作られたか、また私達のライフスタイルに適合させる為にどのように変革されてきたのかを理解しているつもりでいる。それでは、その「物」がどうやって、また、どんな熱い想いを巡らせて作られかを十分に説明出来るかと問われると、自身の文化であるにも関わらず、残念ながら私達の多くは十分な説明が出来ると自信を持って言い切る事が出来ない。 私自身もこのイベントに参加するまでは、その一人であった。 MONO JAPANの開催期間中、これまでに無い程、伝統の美に触れた事により、まるで多くの脳細胞が生まれ変わったかのように、既成概念が変わってしまったようだ。私も幸い一人のMONO JAPANのスタッフとして、準備段階から関わらせて頂いた事から、多くの出展者との関わりを持つ事が出来、その彼ら自身の多くが職人・ビジネスオーナー・クリエーター達であった。彼等からその商品にまつわる歴史、そしてゾクゾクしてしまうような技巧的な話を聞くにつれ、それぞれに共通する哲学のようなものが有るように感じた。それは、「モノづくりの際に作品に注入する情熱」と「モノのシンプルさ」である。 過去から受け継がれた高度な技術と、時間を要する工程を経て、彼らは極力シンプルな作品作りを目指しているのか、若しくは単にそう見えてしまうだけなのか?然しながら、それらの作品にはこれまで感じた事が無いような、威厳に満ちた優美さが必ず備わっているのである。その時点で私は完全にその「もの」に取り憑かれ、更にその奥にあるモノ作りの詳細までを調べずにはいられなかった。 そして思わず、「それでは、今まで私は、自身の文化というものの何を知ってたのか?」と自分に問わずにはいられなかった。 ここ数十年の間で、大量生産された工場製品の恩恵を享受し、また日本人口そのものの減少により、伝承技術とその精神が失われつつあるのは事実である。然しながら、このMONO JAPANというイベントにより、多くの若い担い手達が彼らの伝統をより活性化させる為に、海外にマーケットを求め、また、これまで無い革新的なチャレンジを行っているという事実を証明している。更に、このイベントで特徴的なのが、それぞれのショップにて直接これらの作り手達から伝承技術の話が聞けるだけでなく、平行してそれぞれの分野に特化したスペシャリストによるレクチャーが開催されており、より専門的な観点での話が聞ける点は、知的好奇心を十分に満たしてくれるものと言える。また、他の多くの来場者はもっと単純に、ロイドホテルの特徴的な部屋の内装とショップの融合を楽しむ、というような方も多いだろう。 私は未だに一人のオランダ人の若い女性から言われた言葉が忘れられない、 「私、日本の磁器「中毒」なの。とってもシンプルに見えるけど、実はそうじゃないんだって、知ってるの。」 クラフト物に深く思いを巡らせてみれば、必ずあなたにとって特別な「唯一無二」の品物が見つかる事でしょう。既に来年の開催が待ち遠い。 田代雅子 ...
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新インターン、ルース

こんにちは。 私はルース・ヤンセンと言います。JCEの新インターンです。4年以上マーストリヒトで日本語を勉強しました。子供のときから、ずっと日本と日本の文化が好きだったので、その気持ちが他の人に伝わって欲しいです。そんな想いから、JCEのインターンに応募しました。私の先輩はJCEで楽しいインターンシップを経験しましたので、私もインターンシップを楽しみにしています。 私の興味は日本のアイドルです。特にモーニング娘。が大好きです。暇な時によく日本の歴史を研究してします。 これからよろしくお願いします。 ...
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JCEインターン友子の2016年オランダ

こんにちは。ともこです。 オランダに来て、あっという間でもありとっても長くもあった4ヶ月が経ちました。ここまでの生活や発見など、ちょっと振り返りたいと思います。 学校のプロジェクトで、スキポール空港でインターンをしながらJCEのインターンとして週末お手伝いをさせて頂いて、学校であった大変なことを毎週聞いてもらったりしながら過ごしました。 まずJCEでのこと。 簡単に説明すると、もともと私は日本のものづくりに興味があったのですが、知っていることが少な過ぎて、もっともっと知りたいなという気持ちがきっかけでJCEでのインターンを始めさせていただきました。 MAKER KAMERやELLEデコレーションのイベント、JAPAN Marketや、京友禅のデザイン展示等と色々なイベントにも参加して、人に伝えること、イベントのオーガナイズ、いきなり説明しておいで、等いろいろなことをしましたが、どれも面白さと大変さがあって、工夫をしたりするのもとても楽しいです。外から見ているだけでは良いところや悪いところしか見えなかったりするので、実際に経験して知ることが出来るのはとても貴重なことでした。 あと京友禅の展示の際にお会いした全国染色連合会の中島さんが話してくださった、生産のお話もとっても面白かったです。 例えば成人式について、私の年代が100万人いたとして、簡単に考えて男女各50万人、5人に一人が振袖を買うとしたら10万反。それ以上作れば生産過剰。それと同時にどこがどれくらい作る、など生産側の話もしていただいて、生産業者が多すぎると把握できないこと、またどうして職人さんの市場が減るのか等、当たり前だけどよく見てなかった「今」の話をたくさん聞くことが出来てとても刺激的でした。この話はまた今度ゆっくり出来たらいいなと思います。 ここに来てから様々なことをやらせていただいて、沢山の方にお会いして、視野がとっても広がって、選択肢も増えて、人生の迷子になりました。幸せなことですね。 当たり前だけど何をとっても私が思っていたよりもずっと広くて深くて、どれも背景には文化があって、日本の文化の海にどぷーんと突っ込んだ様な感じです。 私将来何をしようかな。 それから生活など全体的なことを少し。 意見の伝え方や細部へのこだわり方、サービスなどオランダの文化と日本の文化の違い、とっても感じます。長所と短所は紙一重だなあと毎日思います。大学のデザインプロジェクト中に思ったりもしますが、日本では絶対に必要なサービスがここでは作る際にそんなの要らないよーと見向きもされなかったりします。 オランダ人はとってもダイレクトに話す人が多いですし、日本人は気を使いすぎたりする。どんなことでも背景が違うから言葉の意味も変わってくるし、深くまで話さないと分からないことばかり、なんてことも多々あって全然簡単ではないです。 西洋のやり方がいい場合も逆の場合もあるけれど、とにかく今はたくさん経験することで、同じようなことが起こった時に最善の選択が出来るようにしたいです。 本当にいろいろと大変なことも多いけれど、何より留学してよかったところは、自分自身にも母国にも真摯に向き合えることです。社会問題や政治情勢、教育、伝統工芸や文化など、考えることもたくさん増えました。 様々な人と話すこと、様々なことを経験すること、ただ街を歩くだけでも全部が初めてで刺激的です。私の世界ってとっても小さかったです。 オランダに来てからたくさん自分の弱いところやダメなところに向きあって、向き合ったり工夫したり、へこんだり、たまに逃げたり、ちょっと強くなったり、そんな感じの4ヶ月でした。 ...
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墨絵ワークショップレポート (10月22日)

こんにちは、インターンの小林です。 今回は墨絵のワークショップを覗かせていただいたので、ご報告です。 みなさんは墨絵と聞いたらどんな印象を持ちますか? ちなみに私の墨絵に対する印象は、「墨で絵を描くこと」というとっても安直なものでした。なんて単純なんだと思うかもしれないけれど、終わった後にはびっくりするくらい変わっています。 JCEでは既に何度か行っている墨絵のワークショップ、今回の内容は「水墨画で風景を書く」というもので、講師はライデンにお住まいの片峰さんです。ちなみに水墨画と墨絵の違いは、墨だけで描くのか、水分を加えて墨の濃淡を使い分けるかの違いです。 今回は以下の流れで行いました。 1.墨絵の説明 2.墨をすります 3.各技法の説明&やってみよう 4.最後に風景を描いてみよう 初めに片峰さんが墨絵の歴史や様々な技法の紹介、雅印と遊印の違い等について簡単な説明をして下さったあと、参加者の皆さん自分で墨をすり始めます。 だんだん墨のいい香りがしてきました! 墨をすり終わったら、実際に様々な書き方を学びます。 一つ一つの技法をデモンストレーションして下さるの、どうやって書けばいいのかとても分かりやすく、皆さん食い入るように片峰さんのレクチャーを聞いていました。 墨絵を描くときの筆の使い方が本当に面白くて、逆筆で書いたり、筆先をバサバサにして書いたり、書道の筆使いしか知らなかった私にとって驚きの連続でした! 紙をくちゃくちゃにして広げて、その上に書いたりもしていました。 ...
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