広島からのオランダ視察団

広島からのオランダ視察団

10月には広島県市町村振興協会の30名の皆様が、2日目にわたってオランダのたくさんの場所を訪問していただきました。今回の視察旅行のテーマは3つ、「教育」と「高齢化社会」そして「環境」。JCEではこれに沿って2日間の訪問先からランチ、ディナー会場までの手配を担当しました。

広島では、日本で話題のイエナプランの学校が開校予定があることから、イエナプランの著書や講演をされている専門家のリヒテルズ直子さんにオリエンテーションを、また広島市ではスタジアム建設予定ということもあることから、ヨハン・クライフ・アレーナ訪問を盛り込み、巨大な施設を使ったイノベーティブな利用の可能性を見学していただきました。

1日目はアムステルダム市への表敬訪問から始まり、市内の環境テーマの視察、そして夕方から2時間みっちりリヒテルズさんのオリエンテーション。その後伝統的オランダ料理のレストランでリヒテルズさんも参加で夕食。2日目はアムステルダムを飛び出し、オランダ南部にあるイエナプラン校をたっぷり見学、午後には自然な環境にあるケアファームを訪問、研究者の方との意欲的なディスカッションが行われました。

市役所内がフレキシブルな空間使いが可能な素敵なカフェスペースを持ち、とてもクリエイティブで垣根のない場になっていたり、イノベーティブと呼ばれる施設がとても手作り感覚だったり、イエナプランの校長の話が純粋すぎて現実味がないように思えたり、今や全土に広がるケアファームは市民のアイデアと努力で始まったものだったり。

オランダと日本は国土の広さも歴史も社会構造もとても違う。

視察団の皆さんも素敵に写るオランダの姿に好感を持ちながらも、どう取り入れて良いのか戸惑いも感じられました。JCEでは、現在の表層に現れるこれらの取り組みをより理解していただくべく、オランダの歴史や国民性、政策などもご説明しながら、これらの訪問先でのお話がどれも腑に落ちるようにご説明しました。