MONO Japan by Mune

こんにちは。インターンのムネタケです。今回はJCEが主催するなかでも一番大きな展示販売会であるMONOJAPANの事について書きたいと思います。私がJCEでインターン初めたのはMONO JAPANを開催する直前でした。その前から、準備期間と開催中は凄く忙しくなると聞かされていたのですが、実際に毎日ハードスケジュールでイベント運営に取り掛かりました。特に開催中は時間が経つのが凄く早く感じました。というのも出展者の方々から日本のモノづくりに対しての情熱を語っていただいたり、ホテルスタッフの方からオランダの歴史と一緒に変化してきたLoyd Hotelのことについて教えて頂く毎日が楽しく、ワクワクしながらお仕事が出来たからです。

2018年版MONO JAPANでは計16の出展者さんが集まりました。Loyd Hotel の地下一階から六階までの部屋が出店部屋として使われました。各部屋の雰囲気は全く違ったものになっており、出展者さんが取り扱うモノが最大限にアピールされるデザインになっていました。どの部屋も入り口の前を通ると思わず入って、商品を自分の手で触ってみたくなってしまいました。そしてこのイベントの一番のポイントはお客様が生産者と直接会って会話が出来る事です。オランダに住みながら日本の職人の方々と会話を交えるのは難しいことです。またそこには言語の壁があります。しかしMONO JAPANで我々インターンを含め通訳者がいたため、オランダ人の方にも日本モノづくりの奥深さや素晴らしい技術を会話を通して知って頂けました。実際にモノを手に取り、そのストーリを文章だけではなく耳で聞くことににより、それは”文化体験”になるんだと思います。会場に来ていただいたお客様に個人的に感想を聞いたところ、多くのポジティブな意見をいただくことが出来ました。もっともっと日本と言う島国に欧州の方々が興味を持っていただけたらと思います。

 

そして、MONO JAPANでは日本からオランダという一方的な文化イベントではなく、オランダ視点でみた日本のモノづくりについても思考する相互的な機会になっていました。有田焼専門家のメノ・フィツキ氏とデザイナーのクリスティン・メンデルツマ氏のお二人によるレクチャーも開催されました。そこでは欧州の日常に溶け込む日本陶芸品の可能性が語られ、日本人の私にとって新しい気づきが紹介されました。もう1つはSweet Hiradoによる茶道と和菓子についてのレクチャー。日本の茶道と和菓子の歴史について学ぶものでした。日蘭両国の視点で展開されたこれらのレクチャーはとても興味深く、どちらとも人気で満席になっていました。そこは文化技術の交流の場となっていました。文化と技術は密接な関係にあり、お互いが刺激し合うことにより新しい形となります。このようなイベントがモノづくりの発展を促すんだと思いました。日本のモノづくりがヨーロッパ流に変化していくのを見てみたいと強く思いました。このように、人とモノを通して両国の文化を発見できる場所、MONO JAPANは日蘭の文化交流のプラットフォームとして機能していると自分の肌で感じる事が出来ました。

MONO JAPANを通して日本の商品を知り、興味を持っていただく。そしてそれを日常生活に取り入れたいと思う消費者の方の思いが商品需要になります。結果、オランダで取扱店舗ができ流通を作ることが出来ます。このビジネスの流れを実際に見れるのは、JCEでインターンシップを行っているからこそだと思います。この素敵なイベントの運営に関われたことを嬉しく思います。2019年度にもMONO JAPANは開催予定なのでそれに向けてまた準備をしていきたいです。それでは皆さん来年度のMONO JAPANを期待していてください。

 

安栖宗健