Super T-market × Japan market

お久しぶりです。

先日、アムステルダムを拠点とする、ピアニストでアーティストの向井山朋子さんのイベント、Super T marketに参加しました。Super T marketは、向井山朋子さんのピアノ公演とジャパンマーケットの混合のイベントで、講堂で行われる公演ステージの横のブースで、お寿司や日本酒、また、日本のモダンアート作品が展示されていました。今回は、お客さん、として参加したのではなく、運営側で、そのブースのお手伝いとして参加しました。オランダのビッグイベント、シンタクラースの日にも関わらず、多くの人が会場へ足を運んでいただき盛況したイベントになりました。イベント最中は、多くの人々が行き交い、飲食や展示を楽しみ、非常に賑やかな雰囲気に包まれていましたが、演奏が始まるや否や、コンサートホールのような静けさになりました。ほとんどの方が、演奏に集中していることが、後ろから見ている私でも、感じることができました。これも、運営側の適切な事前の呼びかけに対し、出展者が協力した結果だと思います。

また、イベント自体に関する感想として、最も感銘を受けたことは、ポップカルチャーの要素が強い現代アートのイベントが、オランダの伝統的な教会で行われたことです。中世ヨーロッパの格式高い建物内で開かれる現代日本のアートイベント、聞くだけで数多の‘ミックス’が想像できますが、そこに新たなアートが生まれたのではないかと感じます。例えば、外部の音が遮断され静かな教会や、教会の高い天井や開けた音の響く内部構造が、向井山さんの演奏をより一層引き立て、そして神父が立っていただろうステージによる劇場の効果が、人々の注意を彼女のピアノ演奏に向けることができたのでないかと思います。また、教会がモダンアートの会場になるということ自体も、オランダならではの寛容性の現れが見られます。会場となった、De Duifですが、実はイベント会場としてあらゆる催し物の会場になっているそうです。日本のお寺で、ポップカルチャーのイベントを開催することを考えると少し違和感があり、それを積極的に取り入れるオランダの革新性は非常に大きいことがここにも見られました。