アルツハイマー・カフェ視察のお手配

アルツハイマー・カフェ視察のお手配

4月15日のブログでご紹介した、オランダ各地で開催されている「Alzheimer cafe」。

5月上旬に、東北福祉大学総合福祉学部専任講師で、認知症介護研究・研修仙台センター主任研修研究員の矢吹知之様と現場でケアのお仕事をされている奥様のお二人が、ついにオランダとイギリスのアルツハイマー・カフェの調査にお見えになりました。

アルツハイマー・カフェは各町、各地域の公民館を借りて毎月開催されている集まりで、矢吹さん滞在中にも数多くのアルツハイマー・カフェが開催されており、矢吹夫妻は連日視察に赴かれていました。

JCEにも訪問して頂き、日本での認知症やアルツハイマーを巡る現状とイギリス、オランダの比較、そしてその素地となる国民性や社会の違い、などなど多岐に渡るお話を伺いました。イギリスとオランダでも随分な違いがあるそうです。オランダではアルツハイマー・カフェはほとんどが平日の夜19時ごろからの開催。ですが、イギリスでは日中の開催だそうです。「日本での開催は週末の午後じゃないと人が来ないと思う」と矢吹さん。お年寄りが平日の夜に大勢集まること自体が驚きだったそうです。

オランダでは年齢に関係なく、夜もシアターやコンサート、映画鑑賞などに出かける習慣があります。夜でも多くの50歳以上の方々、夕方レストランで食事をし、そこからコンサートや映画へ、夫婦や友達同士でのお出かけを楽しみます。

このように、現地に行って見ないとわからない、また国ごとの習慣の違いなどによって、それぞれの土地に合った形のアルツハイマー・カフェが出来上がっていく・・・大変興味深いお話でした!

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今回の視察での結果を元に、日本に合うような形での「日本型アルツハイマー・カフェ」をスタートされるとのこと。JCEでも、この機会に培ったアルツハイマー協会やカフェ主催者、専門家の皆さんとのネットワークを活かして、今後ともオランダと日本での認知症やアルツハイマー関連に役立つお手伝いができるよう、リサーチを続けて行きたいと思います。